アラブ首長国連邦:サウジアラビア・UAE調整評議会の電子プラットフォームを整備
2018年11月06日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア・UAE調整評議会の電子プラットフォーム

【アブダビ:本紙】

サウジ・UAE調整評議会は昨日(5日)、アブダビで開催されたワークショップにおいて電子プラットフォームを立ち上げた。これは「決意の戦略」に含まれる共同戦略プロジェクトの実行を開始するためで、両国の指導者らの願望を実現し、両国の利益に資するものである。

サウジ国営通信はこのプラットフォームが「システムを完全なものにし、戦略的プロジェクトの活性化やその実行、フォローを保証することを目的として、評議会や執行委員会、作業部会のメンバーを結びつける」と報じた。さらに、同プラットフォームは「すべてのイニシアティブやその実行に関する報告書と統計の提出が可能なため、フォロープロセスや執行委員会によるプロジェクト遂行の道筋を示すことの簡易化を保証している」と指摘した。

今回のワークショップにはサウジアラビア、UAE双方の様々な政府部門から100人以上の政府関係者が出席した。なお、作業部会の会合は「決意の戦略」のための作業の進捗をフォローするため、今年9月にジェッダで行われたサウジアラビア・UAE調整評議会の執行委員長の会合に続いて行われる。

サウジ・UAE調整評議会は二国間協力と連携活性化の理想モデルを表している。というのも、この評議会は2016年5月のサウジアラビア王国とアラブ首長国連邦の合意の中で、二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王とハリーファ・ビン・ザーイド・ナフヤーンUAE大統領の方針によって設置されたのだ。

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( 翻訳者:糸山沙也香 )
( 記事ID:45700 )