中高生、約20%が肥満!
2018年11月07日付 Milliyet 紙


中学校、高等学校の10-14歳の男子学生の20,2%が太りすぎ、13%が肥満、女子学生の19%が太りすぎ、7,8%が肥満と診断された。

保健省と国民教育省が共同し行った身体能力テストの実施に関する、Eスクールシステムに統合されたトルコ全国での最初のデータが報告された。保健省による報告では、10-14歳の男子学生の20,2%が太りすぎ、13%が肥満、女子学生についても19%が太りすぎ、7,8%が肥満だった。調査では15-18歳の男子学生の16,5%が太りすぎ、6,8%が肥満、女子学生の13,5%が太りすぎ、4,3%が肥満だった。

「トルコ健康栄養食及運動習慣プログラム2018-2023」の一環で、肥満対策として、社会での知識の普及と適切でバランスの取れた栄養のある食事と定期的な運動習慣を促進するために開始されたプログラムでは年2回、学生の健康的な身体能力の測定が行われる。

■家族にのみアクセス可能

体育教師、スポーツコース指導者の監督下で「シャトルラン」「前屈」「柔軟性」「体重と身長」の測定が行われ、基準に従って、診断された結果に基づいて、身体能力を向上させるための方針と方法が決められる。

健康に関する体力診断は学校で行われている体育とスポーツコースの評価には影響しない。子供についてのこれらの情報は完全に保護され、それぞれの学生とその家族のみがEスクールのデータベースへアクセスすることが出来る。

報告では「シャトルラン」「前屈」「腕立て」「柔軟測定」の結果についての報告も含まれていた。シャトルランテストの結果では、10-14歳の男女学生のシャトルランの平均値が基準を超えていることが分かった。15-18歳の男子学生と15歳の女子学生の平均が基準を上回っていること、16-18歳の女子学生のシャトルランテストの平均が十分でなく、基準を下回ったことが分かった。

腕立てのテストの結果によれば10-13歳の男子学生の平均値は基準を上回っていることが分かったが、14歳の男子学生の平均値が基準を下回った。10-11歳の女子学生の平均値は基準を超えていたが、12-14歳の女子学生の平均値は基準を下回った。

15歳の男子学生の腕立てのテストの平均は基準を下回ったが17-18歳の男子学生の腕立てはどの年齢も平均水準であった。15-18歳の女子学生では平均値は基準を下回った。前屈テストの結果でも10-14歳の女子学生の平均値は基準を下回り、15-18歳の男子学生は平均水準であり、同年齢帯の女子学生の平均値も基準を下回った。

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( 翻訳者:本岡篤也 )
( 記事ID:45711 )