サウジアラビア:フリゲート艦5隻の建造に向けたスペインとの合弁事業を開始
2018年11月08日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア・スペインはフリゲート艦5隻の建造に向けた合弁事業を開始

【リヤド:本紙】

サウジアラビア軍需企業(SAMI)とスペインの造船会社ナヴァンティアは「SAMIナヴァンティア海軍産業」の名で合弁事業を開始すると発表した。両社は、昨年(2017年)4月に「アヴァンテ2200」型フリゲート艦5隻を設計・建造するために署名した合意を実施し、サウジアラビア国防省が同艦の戦闘制御システムを増強することになる。合意は、サウジアラビアの副首相兼国防相であるムハンマド・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥル・アズィーズ皇太子による先日のマドリード訪問に際して交わされた。事業費用は20億ユーロ(23億ドル)に達する。

リヤドでは、SAMIのアフマド・ハティーブCEOとスペイン・ナヴァンティア社のゴンザロ・アルカザルCOOによる合弁事業調印式が行われ、事業は正式に着工に移された。また、式典には、両社から幹部多数が参列した。

合弁事業では、海戦システムのすべてに関わるプロジェクト管理がサウジアラビアに産業移転され、戦闘システムの搭載・連動および設計・作成、軍需物資とソフトウェアの開発・点検、そしてシミュレーション・システムの開発などが行われる。また、スペイン側の事業においては、兵站支援と訓練プログラムに加え、最新鋭フリゲート艦の船体への戦闘システムの搭載・統合が行われる。

(後略)

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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:45715 )