エジプト:「イスラーム集団」をテロリストと認定(1)
2018年11月12日付 al-Hayat 紙
■エジプトは「イスラーム集団」をテロリストのリストに登録
【カイロ:本紙】
エジプト政府は「イスラーム集団」をテロリストのリストに登録した。なお、この数年前に「ムスリム同胞団」を同リストに加えている。これはイスラーム集団の政治部門である「建設発展党」の立場がますます複雑化するであろう段階での出来事であり、同党は解散の危機に瀕している。
エジプトの官報は昨日(11日)、イスラーム集団とその幹部ら数十人を5年間テロリストのリストに掲載するというカイロ刑事裁判所の判決理由を発表した。官報によると、同判決は2013年半ばにムハンマド・ムルスィー前大統領を解任した後に「イスラーム集団」が「同胞団」と同盟を結んだことに基づいたものだとしている。しかし、同国はイスラーム集団を一掃してはおらず、同集団の政党である「建設発展党」は今日まで健在であり、(あくまで)個人として海外逃亡した者や暴力を支援する者を含む幹部らに対処した。
(2)へつづく
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:沼田 駿 )
( 記事ID:45730 )