パレスチナ:ガザで停戦合意
2018年11月14日付 al-Hayat 紙

■ エジプトの仲介がガザの緊張状態を抑制

【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】

エジプトやその他の国の努力は、パレスチナ部隊とイスラエルとの武力衝突の(開始から)2日後に停戦を成功させた。なお2014年夏にイスラエルによるガザ侵攻が終息して以来、この地域では同規模の戦闘は起きていなかった。

また外交官らによると、国連安全保障理事会においてアラブ諸国を代表するクウェートとボリビアは、火曜(13日)夜から水曜(14日)にかけて同理事会の非公開会合を開催するよう要請したとのことだ。

昨日(13日)午後5時頃、「停戦」合意に達したことが発表され双方の攻撃が停止されると、ガザ地区での砲撃は止み、爆発の轟音は静まった。一方で、イスラエルの複数の無人偵察機(ドローン)がガザ地区上空での飛行を続けており、200万のガザ市民の神経を逆なでするために不快な音を響かせている。

また、信頼できる情報筋が本紙に対して明かしたところによると、停戦合意に達するのが遅れたのは「ハマースとパレスチナの部隊がイスラエルは敵対行為を行わないことを明確にかつ具体的に順守することに拘ったためである」とのことだ。さらに、「当初から停戦合意に至るよう尽力していたエジプト総合諜報局の高官らがパレスチナの部隊の立場を支持し、イスラエル政府に明確な停戦を約束するよう圧力をかけた。そして最終的に昨日夕方に合意に至った」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:坂本 咲希 )
( 記事ID:45742 )