イスタンブル・イズミル高速道路、一部開通
2018年12月01日付 Cumhuriyet 紙
イズミル―イスタンブル間の9時間の移動時間を3.5時間に短縮することができる高速道路プロジェクトで、イズミルとマニサを接続したケマルパシャ―サルハンル線が開通した。
ゲブゼ―オルハンガーズィ―イズミル高速道路第三セクター方式プロジェクトで、イズミル県のケマルパシャ・ジャンクションとマニサ県のサルハンル・ジャンクションの間の49㎞の区間が今日開通した。この開通により同区間で平均1時間かかる移動時間が、約35分に短縮した。
高速道路を利用するドライバーのカーディル・ユルドゥルムさんは、同時に出発し、古い道路を利用していた友人と電話で会話をしたと話し、次のように話した。「まだサルハンルに到着していなかった。私たちの間に時間差が約20分あった。 距離は信じられないくらい短くなった。以前は、信号や、市内でかなりの時間を無駄にしていた」
スィバル・カラクッルクチュさんは高速道路を大変気に入ったとし、出来るだけ早く他の道路も開通を望んでいると述べた。
二輪車ドライバーのオナト・セルチュクさんは次のように話した。「二輪車にとってアスファルトはとても重要だ。振動もなく走行することができた。 時間の短縮は非常に助かる。 5-6時間以上続く移動時間が3.5時間に短縮するのはとてもいいことだ。」
■心待ちにしている
ブルサからイズミルに向かうと話したトラック運転手のオクタイ・オメルオールさんも高速道路に大変気に入ったと話した。
オメルオールさんは、次のように話した。「偶然、この道に入ったのだが、入ってよかった。このような道路を試す機会をえた。大型トラックのドライバーとしてこの道路を利用することは大きな利点です。道路の完成を心待ちにしている。なぜならいつも道路を利用するからだ。安全運転は私達にとって非常に重要だ」
イズミト湾橋と接続する道路を含め384kmある高速道路は、49kmの連絡道路があるため合計433kmの距離のプロジェクトとなっており、アナトリア高速道路にあるゲブゼ橋ジャンクションから2.5km先の架橋ジャンクションが起点となり、イズミル環状道路上のバスターミナルジャンクションが終着点となる。
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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:45829 )