日本企業、スィノプ原発断念かー65万本の木を切られたが…
2018年12月04日付 Cumhuriyet 紙


日本がトルコでの原子力発電所建設計画を断念する方向で進められているのが明らかにされた。

日本は、スィノプでの原子力発電所建設計画を、より高度な基準下の安全対策の必要性と、トルコリラの価値の損失によりコストが跳ね上がったことを理由に、断念することを検討していることが明らかにされた。

日本経済新聞は、日本のトルコでの原子力発電所建設計画が断念する方向で進められていると報じた。

ロイター通信は、日本を中心とする官民連合(コンソーシアム)によって引き受けられた計画のコストが、当初の予想の2倍を超える約5兆円(4400万ドル)に跳ね上がったと伝えた。この状況は、計画の主要な受注事業者である三菱重工とその他のパートナーが計画を続行することを困難にしている。日経新聞は、コストの上昇の根底となる原因が、2011年の日本の福島第一原子力発電所で起きた原子力事故の後、より高度な基準下の安全対策が必要となったことと、トルコリラの価値の損失であると報じた。

日本・フランス官民連合は、トルコにおける2基目の原子力発電所をスィノプに建設するために合意した。計画は、日本のインフラ輸出部門におけるモデルとなる試みとして見られていた。

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( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:45855 )