エジプト:アズハル大学総長:テロリストへの対抗は宗教上の義務である
2018年12月02日付 al-Hayat 紙
アズハル大学総長:テロリストへの対抗は宗教上の義務である
【カイロ:本紙】
ムハンマド・フサイン・マハルサーウィー・アズハル大学総長、アズハル大学が、中立的な学説の普及を望んでおり、テロへの対抗とその撲滅は宗教と国の義務であると強調した。さらに、啓示宗教と神のメッセージはテロリストと無関係だと強調した。マハルサーウィー総長はエジプト軍がアズハル大学で催した教育セミナーでこのように語った。
マハルサーウィー総長はテロリストたちが「時代からの逸脱者であり、世に蔓延る腐敗者」と称した。一方、エジプト軍報道官ターメル・ルファーイー参謀将校は、今回のセミナーは、テロを撲滅するためのエジプト軍の英雄的な働きと、包括的な成長の達成にかかる軍の役割に対する学校や大学の生徒の認識を高めるエジプト軍の努力の一環だと述べた。そして、中立性と穏健の普及と過激な思考との戦いにおけるアズハル大学の歴史的な役割に言及した。
これに加えて、ザガジグ刑事裁判所は昨日、エジプトでテロリストに分類される「ムスリム同胞団」要員と疑われる8名に対し、国家機関、政府施設、公共施設に向けた暴力とデモの煽動、国民に恐怖を広めた容疑で懲役3年の判決を下した。
行政裁判所は、政治活動家のアラーア・アブドゥルファッターフによる内務省への自身の釈放の強制を求める異議申し立ての審議を来年の1月5日に延期した。アブドゥルファッターフ氏は「シューラー協議会デモ」で知られる事件の責任で拘留されている。
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( 翻訳者:スローカム ニコール )
( 記事ID:45858 )