サウジアラビア:教育省はアラビア語教育の改革に乗り出す
2018年12月05日付 al-Hayat 紙
■教育省は、40校でアラビア語改善プロジェクトを始動
【ジェッダ:ウスマ―ン・ハ―ディー】
教育省は、アラビア語カリキュラムの改善プロジェクトに乗り出した。同プロジェクトは今年、初等学年で取り組まれる。サウジアラビア全土から男子校、女子高を合わせた40校が選ばれた。また、このプロジェクトはジェッダ、マハド・ザハブ、ズルフィー、アシルの教育局のみで運営される。
また、ナスィーム教育局を代表したジェッダ教育チームが、プロジェクトの視察のためにクルトゥビー小学校を訪問した。同学校のアブドゥッラー・フサイン・ガーミディー校長は『ハヤ―ト紙』に対し、学期中にプログラムを監視する実施計画を準備したと明らかにした。また、新しいカリキュラムが学生の学力と思考力を成長させると称した。また校長は、2学期の終わりに、カリキュラムの長所と短所をまとめた報告作業を行い、教育局に提出すると述べた。
また、プログラム進行の監督を務めるアリー・ガーミディー氏は以下のことを指摘した。その計画の趣旨は、プロジェクトが適用される学校を観察し、プロジェクトを実行する上での障害を把握し、プロジェクトの優れた側面を支え、そして現場の教師を支援することにある。
他方、ジェッダ教育庁の初等学年担当長であるハサン・ダームリー氏は『ハヤート』紙に以下のことを明らかにした。「言語カリキュラムの促進は、大臣の計画である。この計画は、優れた学生を輩出し、カリキュラムを達成するという求められた目標を実現するようなカリキュラムの改善を目指している」。さらには「これらのカリキュラムを、特定の学校の初等学年に適応した。カリキュラムを試験し、その質を確かめるためだ。また改善された新しいカリキュラムを実施する中で気づいたことを検証し、これを修正し、現場や教師、学校の経営部、教育監督者の見解と整合するようにカリキュラムを組みなおすためだ。」と付け加えた。
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( 翻訳者:難波奈央 )
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