シリア:トランプ米政権はシリア国内に展開していた米軍部隊の撤退と国務省職員の引き上げを開始、撤退・引き上げは60~100日を要する見込み
2018年12月20日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙
■米主導の有志連合は12月9日~12月15日までの7日間でシリア領内で208回の爆撃を実施(2018年12月19日)
米中央軍(CENTCOM)は、12月9日~12月15日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の爆撃の戦果をHPで発表した。 12月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し26回の爆撃を実施、このうちシ ...
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■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから240人、ヨルダンから598人の難民が帰国、避難民249人が帰宅(2018年12月19日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月19日付)を公開し、12月18日に難民838人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは240人(うち女性72人、子供122 ...
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■トランプ米政権はシリア国内に展開していた米軍部隊の撤退と国務省職員の引き上げを開始、撤退・引き上げは60~100日を要する見込み(2018年12月19日)
米ホワイト・ハウスのサラ・サンダーズ報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を理由にシリアに駐留している米軍が部隊の撤退を開始したことを明らかにした。 サンダーズ報道官は「我々はこの活動(生来の ...
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■トランプ米大統領はツイッターでシリアでダーイシュを敗北させたと改めて綴り、米軍の撤退を開始したことを認める(2018年12月19日)
ドナルド・トランプ米大統領はツイッターのアカウントで「我々はシリアでダーイシュを敗北させた。それはトランプ大統領の任期中にそこにいる私の唯一の理 ...
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■ロシア外務省報道官はシリアからの米軍撤退開始に関して「アスタナの取り組みを妨害し続けることは、自己を否定する行為にほかならず、米国はこの事実を理解し始めている」と評価(2018年12月19日)
ロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は、ホワイト・ハウスがシリアからの米軍撤退開始を発表したことを受けて、「米国は三カ国(ロシア、トルコ、イラン)による共同イニシアチブに常に反対し、アスタナ会議の名声を貶めることに努力を ...
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■YPG主体のシリア民主軍は米軍撤退開始を「シリア民主軍とYPGの背中を剣で刺すような行為」と非難(2018年12月19日)
ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、米トランプ政権のシリアからの部隊即時完全撤退決定に関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍司令部の複数の消息筋は、「現下での米軍の撤退はシリア民主軍とYPGの背中を ... R
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■スプートニク・ニュース:米軍に続いてフランス軍もシリアからの撤退を開始(2018年12月19日)
スプートニク・ニュース(12月19日付)は、ドナルド・トランプ米政権がシリアからの部隊の即時完全撤退を開始したことを受け、フランス軍も19日晩から部隊の撤退を開始したと伝えた。
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■ロシア国家安全保障会議副書記長「イドリブ県が現時点で最大の脅威だ。この地がテロリストにとっての安住の地に変容するのを許してはならない」(2018年12月19日)
ロシア国家安全保障会議のアレクサンデル・ヴェネディクトフ副書記長はスプートニク・ニュース(12月19日付)のインタビューのなかで「イドリブ県が現時点で最大の脅威だ。この地がテロリストにとっての安住の地に変容するのを許して ...
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■ハマー県北部でシリア軍がイッザ軍、フッラース・ディーン機構と交戦(2018年12月19日)
ハマー県では、SANA(12月19日付)によると、マアルカバ村、ザカート村、ラターミナ町、ワーディー・ダウラートで活動を続けるイッザ大隊(イッザ軍)が同地南部一帯のシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が迎撃した。 スプートニク・ ...
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■トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団とシリア軍(2018年12月19日)
アレッポ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコの占領下にあるハルバル村とシャイフ・イーサー村で、反体制武装集団とシリア軍が交戦した。
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CMEPS-J
( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:45941 )