「トルコ人といえるものはなんと幸せなことか」論争
2018年12月20日付 Hurriyet 紙


トルコ大国民議会の総会において2019年の中央政府の予算会議が続けられている。共和人民党(CHP)のエンギン・アルタイ会派副代表と民族主義者行動党(MHP)のムハンマド・ラベント・ビュルビュル会派副代表の間で宣誓における「トルコ人であることはなんと幸せか」という言葉で討論がおきた。

国民の民主主義党(HDP)のファトマ・クルトゥラン会派副代表はトルコにおいて同化が行われたと主張したMHPのビュルビュル会派副代表はというと同化という表現を否定しながら「トルコ共和国が建国された段階において東西南北のこの国土内の全ての人々の、住民の共通の意志とともに「トルコ共和国」という名前の元で建国され、 その時に「トルコ人であることはなんて幸せなことか」という表現がトルコ全土で誰も不快に感じないであろう形で理解され、今日まできた。 このことが悪用の手段として使われることとトルコで「トルコ人であることはなんと幸せなことか」という表現から人種差別的な一連の認識が引き出されることは受け入れられることはない」と述べた。

ビュルビュル氏はCHPのアルタイ会派副代表に同化と宣誓に関連したクルトゥラン氏の主張についてどのように考えているかを質問した。

一方善良党(İP)のリュトゥフュ・トゥルッカン会派副代表はというと同化について述べたいならばバルカンのことを考慮するよう求めた。

アルタイ氏はビュルビュル氏に「私の愛国心のはかりはあなたの手のうちにはない。」と述べた。アルタイ氏はビュルビュル氏のデルスィム事件についての質問に関して「デルスィム事件と何の関係があるというのか?私に事件の責任をとれとでもいうのか?」と話した。

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( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:45946 )