シリア:米軍撤退開始決定にYPG主体のシリア民主軍、西側諸国は当惑、ロシアは撤退に懐疑的な見方を示しつつ歓迎
2018年12月21日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙


■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから212人、ヨルダンから497人の難民が帰国、避難民245人が帰宅(2018年12月20日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月20日付)を公開し、12月19日に難民709人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは212人(うち女性63人、子供108 ... → 記事

■デミストゥラ前シリア問題担当国連特別代表「シリア危機解決を支援するのに必要なことを実現できなかったことを謝罪する」(2018年12月20日)
スタファン・デミストゥラ前シリア問題担当国連特別代表は国連安保理で、シリアでの和平プロセスに関する最後に進捗状況報告を行った。 報告のなかで、デミストゥラ氏は「我々はシリア問題の当事者どうしを対話相手として認めるよう説得 ... → 記事

■シリア軍はハマー県でイッザ軍、シャーム解放機構と交戦(2018年12月20日)
ハマー県では、SANA(12月20日付)によると、ハスラーヤー村、アブー・ライーダ村一帯への潜入を試みた反体制武装集団を、シリア軍が迎撃した。 シリア軍はまた、ラターミナ町一帯への侵攻を試みたシャーム解放機構を迎撃した。 ...  → 記事

■北・東シリア民政局とシリア政府が共同統治(分割統治)するハサカ市とカーミシュリー市などでトルコの侵攻作戦に抗議するデモが行われ、シリア政府支持者が多数参加(2018年12月20日)
ハサカ県では、SANA(12月20日付)によると、北・東シリア民政局とシリア政府が共同統治(分割統治)するハサカ市とカーミシュリー市、そしてシリア政府支配下のジャルマズ村で、トルコが準備している北東部ユーフラテス川以東地 ...  → 記事

■ロシアのプーチン大統領はトランプ米政権がシリアからの地上部隊撤退開始を発表したことを懐疑的な見方を示しつつ「正しい措置」と評価(2018年12月20日)
ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ドナルド・トランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことに関して、年末恒例の記者会見で、米軍のシリア駐留は違法だと改めて指摘しつつ、正しい措置だと述べた。 しかし、プー ... → 記事

■YPG主体のシリア民主軍、その政治母体のシリア民主評議会はトランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことをダーイシュとの戦いに「悪影響」をもたらすと非難(2018年12月20日)
人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部は声明を出し、ドナルド・トランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことを非難する声明を出した。 シリア民主軍総司令部は声明のなかで「我々がダーイシュ(イスラーム国 ... → 記事

■フランスのヨーロッパ問題担当大臣、国防大臣はシリアに「当面とどまる」と発表(2018年12月20日)#シリア #フランス #アメリカ
フランスのナタリー・ロワゾー・ヨーロッパ問題担当大臣は、ドナルド・トランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことに関して、CNW(12月20日付)に対し、「我々はシリアに当面とどまる。なぜなら、ダーイシュ(イ ... → 記事

■英国外務省はトランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことに関して「依然としてするべきことが多く残されている」と発表(2018年12月20日)
英国外務省は声明を出し、ドナルド・トランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことに関して、「有志連合は軍事作戦開始当初から、ダーイシュ(イスラーム国)に対して大いに進軍し、シリアとイラクの協力者たちとともにダ ... → 記事

■イドリブ県の緊張緩和地帯一帯に展開していたイランの民兵がダイル・ザウル県南東部に移動(2018年12月20日)
ANHA(12月20日付)は、イドリブ県の地元消息筋の話として、イドリブ県南東部、ハマー県北部の緊張緩和地帯(非武装地帯)周辺地域一帯に展開していたイランの民兵の車列が、ダイル・ザウル県南東部に移動したと伝えた。 車列は ... → 記事

■ダイル・ザウル県南東部でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2018年12月20日)
ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターによると、ハジーン市一帯に侵攻を試みたダーイシュ(イスラーム国)とシリア民主軍が激しく交戦、シリア民主軍はダーイシュ戦闘員32人を殲滅した。 → 記事

■トルコの支援を受ける反体制武装集団がマンビジュ市(アレッポ県)北のマンビジュ軍事評議会拠点に発砲(2018年12月20日)
アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターによると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、マンビジュ市北のサージュール川沿岸にあるマンビジュ軍事評議会の拠点に向かっ ... → 記事

■トルコ軍部隊がシリア国境地帯に増派(2018年12月20日)
アナトリア通信(12月20日付)はドナルド・トランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したのを受けるかたちで、トルコ軍の増援部隊がシリア国境に面するガジアンテップ県に到着したと伝えた。 → 記事

■トルコのエルドアン大統領とイランのロウハーニー大統領が会談、トランプ米政権がシリアからの部隊撤退開始を発表したことには触れず(2018年12月20日)
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、首都アンカラでイランのハサン・ロウハーニー大統領と会談した。 エルドアン大統領は共同記者会見で「トルコとイランは、域内の戦いを食い止め、平和を実現するため、ともに歩むこ ... → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:45948 )