■ユネスコが世界アラビア語の日を祝う…若者の関心を呼び起こす（２）

【パリ：本紙、スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード慈善財団】


フライフィー氏は、同財団がアラビア語に関して実施している取り組みの観点から、米国や欧州、アジアの大学および世界中の文化・人文学系の機関と協力合意を結ぶという内容の包括的プログラムを採択したと発表した。そしてこの決定は、スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード慈善財団の理事会長を務めるハーリド・ビン・スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子の指示によるものであり、同財団の事務総長を務めるファイサル・ビン・スルタン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子がこれを後押しした。

フラフィー氏は、同財団とユネスコの戦略的なパートナーシップを称賛し、このパートナーシップが教育・文化面での世界各国間の協力水準の向上において先駆的な役割を果たすことになるとの確信を示した。同様に、正義・公正の価値観や法の支配、そして人権に対する国際社会のコミットメントの確立に向けたパートナーシップの具体的な取り組み、およびこの素晴らしいパートナーシップの継続に向けた同財団の取り組みを強化していくと述べた。

サウジアラビア政府代表部が主催したこの式典は2日間にわたって行われ、3つの主要テーマを扱う。1つ目のテーマはアラビア語とアイデンティティについて、2つ目はアラビア語と芸術について、そして3つ目はアラビア語とSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)についてである。同様に、同式典ではこれらのテーマについて議論するセミナーやワークショップが、複数の言語学関係の組織・機関・団体の代表者たちによって開催される。また閉会の前に来年の世界アラビア語の日のためのテーマについての提案が発表される予定である。

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（ 翻訳者:横溝佳那子 ）
（ 記事ID:45985 )