シリア:ロシア、トルコは米軍のシリアからの完全撤退に懐疑的
2019年01月10日付 その他 紙


■エジプトのシュクリー外務大臣「シリアのアラブ連盟復帰は危機収束に向けた政治プロセスが進展するかどうかにかかっている」(2019年1月8日)
エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、モロッコのナースィル・ブーリータ外務大臣との会談後の共同記者会見で、アラブ連盟でのシリアの資格停止処分に関して「アラブ連盟に復帰するには、シリア政府は国連安保理決議第2254号に ...  → 記事

■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから78人、ヨルダンから714人の難民が帰国、避難民203人が帰宅(2019年1月9日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月9日付)を公開し、1月7日に難民792人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは78人(うち女性23人、子供40人)、ヨルダ ... → 記事

■シリア軍はイドリブ県、ハマー県で反体制武装集団と交戦(2019年1月9日)
イドリブ県では、SANA(1月9日付)によると、シャーム解放機構が国民解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)の拠点都市マアッラト・ヌウマーン市、アリーハー市の攻撃に向けて増援部隊の派遣を続けた。 一方、シリア人権監視団 ... → 記事

■シャーム解放機構はハマー県北部の割譲についてシャーム自由人イスラーム運動と合意する一方、イドリブ県、アレッポ県で国民解放戦線との交戦を続ける(2019年1月9日)
ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構と国民解放戦線所属のシャーム自由人イスラーム運動が県北部のガーブ平原およびシャフシャブー山の処遇をめぐる交渉を行い、同地をシャーム解放機構に移譲することを合意した。 ...  → 記事

■YPG主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会がロシア軍憲兵隊とともにマンビジュ郡北部でパトロールを実施(2019年1月9日)
アレッポ県では、ANHA(1月9日付)によると、北・東シリア自治局支配下のマンビジュ郡でのロシア軍憲兵隊によるパトロール活動開始宣言(8日)を受け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会が、ロシ ... → 記事

■YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県でダーイシュの外国人戦闘員8人を拘束(2019年1月9日)
ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍がハジーン市および同地一帯でのダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦で、外国人戦闘員8人を拘束した。 拘束したのは、ウズ ... → 記事

■ミクダード外務在外居住者副大臣「トルコがシリア北部を攻撃すると発表したことを受けて、YPGとの接触を活性化させた」(2019年1月9日)
ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、ドナルド・トランプ米大統領によるシリア駐留米軍の撤退決定や北・東シリア自治区の処遇に関して、記者団に「トルコがシリア北部を攻撃すると発表したことを受けて、シリア政府はクルド人 ... → 記事

■ロシアのリャブコフ外務副大臣「米軍がシリアから完全撤退するのを想像するのは難しい」(2019年1月9日)
ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、ドナルド・トランプ米大統領による駐留シリア軍撤退決定に関して、現状を踏まえると完全撤退はないだろうとの見方を示した。 リャブコフ外務副大臣は「現状を踏まえると、シリアから米軍が完 ... → 記事

■トルコのチャヴシュオール外務大臣「シリア駐留米軍の撤退は困難だろう」(2019年1月9日)
トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は国会で、ドナルド・トランプ米大統領による駐留シリア軍撤退決定に関して、「米国はシリアからの撤退でさまざまな困難に直面している。テロ組織のPYD(民主統一党)/PKK(クルディ ... → 記事

■ボルトン米大統領補佐官はトルコに「タンフ国境通行所一帯地域から撤退する計画はない」と伝える(2019年1月9日)
ロイター(1月9日付)は、ジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官が米主導の有志連合が占領を続けるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の処遇について、「現段階で撤退する計画はない」とトルコ政 ... → 記事

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
CMEPS-J

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:46070 )