レバノン:特別法廷は被害者代表弁護士リストの提出を求める
2019年01月18日付 al-Hayat 紙
◼︎レバノン特別法廷は、被害者の代表を希望する弁護士リストへの受け入れ申請書の提出を求める
【ベイルート:本紙】
ラフィーク・ハリーリー元レバノン首相暗殺事件をめぐるレバノン特別法廷の発表によれば、裁判に参加する被害者の1人が、有資格者に対して、被害者の代表を希望する弁護士リストへの加入を求めた。リストの受け入れ申請書を提出することで加入できると言う。さらにレバノン特別法廷は、声明の中で以下のように述べた。「裁判所の手続きと証拠の規則・ジーム段落・51条に従い、裁判所の手続きに参加する被害者の内1名は、被害者を代表するために準備し、出席することを表明した有資格弁護士の名前を登録したリストを保持する。このリストは被害者の法定代理人として弁護士を指名するために使用される。またこのリストへの登録は、裁判所の規則で定められている基準を満たす申請書提出者のために公開される」。
またレバノン特別法廷は以下のように説明した。「現時点では、リストへの登録申請書の提出期限は定められてないが、特別法廷は、申請の審査に関する様々な手続きを考慮して、関心を持つ個人には、出来る限り早く申請書を提出するよう促している。申請が受理された候補者の名前は、裁判所のオンラインサイト上で公開、随時更新されている被害者の弁護士リストに登録されている。裁判に参加する被害者の代表はこのリストに名前が登録される候補者から指名される」。
またレバノン特別法廷は、申請書や選抜過程、申請書のフォーマットの更なる情報を求める人物に対して、以下の裁判所のサイトの訪問を呼び掛けた(www.stl-tsl.org)。
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( 翻訳者:手塚礼奈 )
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