レバノン:レバノン軍がハマス指導者殺害計画の参加者を拘束
2019年01月22日付 al-Hayat 紙

■レバノン軍がサイダーで「ハマス」の指導者ムハンマド・ハマダーン氏を殺害未遂事件に関与した人物を拘束

【ベイルート:本紙】

2018年1月14日にサイダーでハマス指導者ムハンマド・ウマル・ハマダーン氏を彼の車を爆破して殺害しようとした問題の調査が進められた結果、レバノン諜報部は2019年1月21日、サイダーのシャッルハビール地域でフサイン・アフマド・ベトー氏を逮捕した。同士は、爆破作戦を実行する前の監視や偵察の諸作戦を行っている。レバノン軍司令部指導局は声明で以下のことを明らかにした。「拘束者は2014年から敵方イスラエル所管のモサドに雇用されていたことを認めた。同士は、雇用主とレバノン国外で会い、偵察と連絡用の電子機器を受け取った。また同様に同氏は、2017年の夏以降、ハマダーン氏を監視する任務を任されていたことを認めている。ハムダーン氏の滞在地を特定し、彼の行動を監視し、雇用主に情報を流していた。他の集団が爆破作戦の実行に踏み込むためだ。この集団は、前述の爆破作戦の後で明らかになっている。同様に同士は、2018年1月23日に作戦が実行された後で敵方イスラエル所管のモサドから、レバノンから出国するよう命令を受けたため、3カ月間レバノン国外に滞在し、モサドの要求に従いレバノンに戻ったことを認めた」。

また、上記の声明は以下のことを指摘した。「同氏が敵方イスラエル所管のモサドから受け取った多数の電子機器が押収された。所轄の司法機関の監督の下で調査が継続している」。

(後略)

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( 翻訳者:原 百恵 )
( 記事ID:46160 )