■スィースィー大統領:エジプトは現代史上最も困難な課題に直面している
【カイロ:本紙】
エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、「ここ数年エジプトが直面した課題は、現代史上この国が直面した課題の中で最も困難なもののひとつであった。こうした困難と熾烈な課題の中で最も危険だったことのひとつは、悪党が道を妨げ安全な社会を恐怖に陥れる目的でテロを広めようとしたことだと指摘した。同様に、彼ら悪党はテロによって自分たちの邪悪な目的を達成できると考えている」と述べた。
スィースィー大統領は昨日(23日)、今年で67回目を迎える毎年1月25日の警察記念日を祝う式典に登場した。同式典にはムハンマド・タウフィーク内相などの政府高官らや、殉職した警察官の家族らも出席した。スィースィー大統領は、「エジプトとその国民の意志を挫くことができると考える全ての者に告ぐ。気高き血統を引き継ぐエジプト国民は何千年に渡って培われた英知をその内に秘めている。エジプト国民は鋭い洞察力を有しており、これによって真実と嘘を見極めることができる。エジプト国民は、諸君らのたくらみを全てはねのけ、発展と改革のための大いなる戦いに向かって着実に歩を進めるための力も有している。未来に向けた希望の声よりも高らかに響く声はない。発展、建設、前進に向けての努力を妨げるものは何もない」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:長澤悠華 )
( 記事ID:46171 )