シリア:テロ組織の支配下にある複数地域からアレッポ県へ、生徒たちからなる最初の波が到着
2022年05月25日付 その他 - シリア国営通信 紙


■テロ組織の支配下にある複数地域からアレッポ県へ、生徒たちからなる最初の波が到着

【シリア国営通信】

今日夕方、初等教育を修了した生徒たちからなる最初の波が、テロ組織によって支配される複数地域からターイハ通行所を通過してアレッポ県内に到着した。一般高校過程や初等・中等教育の修了試験を受けるためにやって来た彼らの数は男子生徒と女子生徒あわせて1,725人に達した。またこの動きは、アレッポ県内の多くの関係当局による協力のもとで行われた。

アレッポ県議会管轄執行事務局のディーミトリー・イーサー氏はSANA特派員への声明のなかで、次のように述べた。「関連する多くの当局・機関、国際組織、国内組織との協力のもとで、40か所にのぼる全ての受け入れセンターに、必要な全ての設備を供給することができた。また、学生たちがそれらに到着するための設備が提供された。具体的には、彼らをターイハ通行所から受け入れセンターまで運ぶために、多くの国内移動バスが準備された」。さらに同氏は「学生たちの受け入れが3回(の波)に分けて行われる」ことを明らかにした。

アレッポ市教育局長でエンジニアのムスタファー・アブドゥルガニー氏は、「(プログラムに)登録され、マンビジュ、スィッリーン、アイン・アラブ、アフリーン、ジャラーブルスからターイハ通行所、タブカ通行所を介して到着することが予想されている、初等教育・中等教育を修了した生徒の数は男子生徒、女子生徒あわせて8,762人にのぼる。彼らが通行所からマサーキン・ハナーヌー、ハムダーニーヤ、ハラブ・ジャディーダといった各地区にある受け入れセンターへと移動する際には、医療チームが同行する。また各受け入れセンターには彼らの宿泊に必要なものは全て供給済みである」と述べた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:46174 )