レバノン:UNRWA事務局長はパレスチナ難民キャンプの課題を検討
2019年01月26日付 al-Hayat 紙

■レバノンのUNRWA事務局長がアイン・ヘルワ難民キャンプでのパレスチナ難民の状況を視察

【ベイルート:本紙】

国連パレスチナ難民救済事業機関のクラウディオ・コルドン事務局長は、レバノン南部にあるアイン・ヘルワ難民キャンプのパレスチナ難民居住地を視察した。コルドン事務局長はキャンプの住民と各区の委員会の代表者から、パレスチナ難民が現段階で直面している様々な面での困難な状況について説明を受けた。その後、コルドン事務局長は住民に対して、先日のキャンプ内での武力衝突の後でUNRWAの寄付や援助によって再建された自宅へ戻るよう求めた。さらにコルドン事務局長は、キャンプ内のパレスチナ諸派の代表者、パレスチナ人民諸委員会の代表者と会談し、UNRWAが現在、また今後も直面するであろう財政、政治的障害について検討した。

またコルドン事務局長は会談の中で、UNRWAが困難な財政にも関わらず、サービスの提供を続けるための取り組みや、地元社会との連絡状況の改善の約束について詳細に説明した。これらの取り組みは、健康、教育、社会福祉などの特定の分野の専門会議を活発化することで行われているという。

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( 翻訳者:糸山沙也香 )
( 記事ID:46204 )