パレスチナ:ファタハ中央委員会はパレスチナ新内閣の組閣を協議
2019年01月28日付 al-Hayat 紙
ファタハ中央委員会がパレスチナ新内閣の組閣に関する協議を開始
【ラマッラー:本紙】
ファタハ中央委員会は昨日、マフムド・アッバース大統領を議長とする会議の終わりに、パレスチナ新内閣の組閣に向け政治諸勢力と協議を開始するための委員会を立ち上げた。
中央委員会の情報筋は『ハヤート』紙に対し以下のように述べた。「本委員会はファタハ中央委員会委員4名で構成され、本日よりPLO内の諸勢力と新内閣の組閣に向けて協議を始める予定である」。
ファタハ中央委員会の諸委員はアッバース議長に対し、アッバース大統領が新内閣で大統領を務め、ファタハの要員が財務庁、内務庁、外務庁の長官といった主要な閣僚に就任するよう要求した。
中央委員会は全てのPLOの全勢力と連絡を取り、諸勢力の要求や新内閣への参加の条件を聞き入れることを承認した。
ファタハ中央委員会委員は『ハヤート』紙に対し以下のように述べた。「委員会は例外抜きにPLOの様々な勢力が新内閣に参画することを求めている」。
また同委員は以下のように付け加えた。「来る段階は極めて重要であり、負担が大きいものである。我々は諸障害に対応し、政治的・経済的負担を負うことのできる強い政府を求めている」。
上記の協議には、ハマースは含まれていない。ファタハは、2013年に両派が合意した後に作られた民族統一政府を妨害したとしてハマースを非難している。
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( 翻訳者:糸山沙也香 )
( 記事ID:46205 )