レバノン:アウン大統領が国連特別調整官、議員2人と面会(2)
2019年01月29日付 al-Hayat 紙

■アウン大統領はレバノン南部での国連との協力継続を望み、カーディル特別調整官は国防戦略のための国民対話の実施を希望する(2)

【ベイルート:本紙】

さらにカーディル特別調整官は次のように続けた。「任期を通じて私の喜びのひとつであったのは、レバノンの多様性およびこの国が平和的統治を行う能力を持つことを目の当たりにしたことでした。これは、我々皆がこの国から学んだ事実だったと思います。そして、近いうちに平等と国民統合の精神が包括的な政府の結成を助けることを願っています。私は、改めて今世紀における未曾有の数の難民を受け入れたレバノン国民の寛容さと歓待に感謝いたします。この事実は称賛に値し、国際的に支援する価値のあるものであるのみならず、開かれた国家と共生に関するレバノン独自のモデルを証明するものであります。」

カーディル特別調整官は改めて「国家と主権および国家権力の安定化を支援するため、また公的組織が皆にとって実際的な形でより有効な統治を行えるよう支援するため、そして人権と法の支配の強化のため、国連はレバノン当局とともに力を尽くしていくでしょう」を述べた。

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アウン大統領はファリード・ブスターニー議員との面会し、同議員とシューフ地区および同地区のニーズに影響を与える多くの問題、とりわけ「デール・カマル国立病院」計画について協議した。また、ブスターニー議員は大統領に対して今年5月2日に行われる知識人ペトロ・ブスターニー氏生誕200周年の祝賀式典の現時点での準備状況を説明した。同式典にはアラブや世界中の思想家、識者、文学者らが出席する予定だ。

同様に、アウン大統領はアスアド・ディルガーム議員とも面会し、同議員ともに政府の展開と組閣プロセスの行く末について概観した。また、アッカー地区の開発ニーズについて取り上げ、協議を行った。

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( 翻訳者:佐藤竣介 )
( 記事ID:46211 )