アルジェリア:ブーテフリカ大統領が大統領同盟の支持を受け5期目の立候補へ
2019年02月03日付 al-Hayat 紙
■ブーテフリカ大統領が大統領同盟を結成する党の支持を受け5期目の立候補へ
【アルジェ:本紙】
アルジェリアで大統領同盟を結成する複数の政党は、現職のアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領を今年4月に予定されている選挙において、公式に5期目となる大統領選候補者に推薦したと発表した。
昨日(2日土曜日)発出された報道発表で、各党は「(大統領)同盟はアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領を次期大統領選挙に推薦する。これは同大統領の適切な選択の賢明さを評価し、また彼が実現した重要な業績を重視した結果だ」と明らかにした。
また、各党は「この推薦は、統一され、和解し、繁栄するアルジェリアのための、ブーテフリカ大統領の大改革計画を遂行するためだ」と指摘し、「ブーテフリカ大統領は協調と和解の先駆者であり、改革と発展の指導者である」と続けた。
アルジェリアのアフマド・ウーヤヒヤ首相兼「民主国民連合」党首は昨日の記者会見で、「ブーテフリカ大統領は今年4月18日に予定されている選挙への立候補を、数日中に書面を通してアルジェリア国民に表明するだろう」と語った。
そして同首相は、「現行の憲法はアブドゥルアジーズ・ブーテフリカ大統領の5選を禁じていない。よって大統領の立候補は時間の問題だ」と続け、ブーテフリカ大統領は健康問題を抱えているにもかかわらず今のところ「最も有力な候補者」であると言及した。
また、ウーヤヒア首相は「わが党(民主国民連合)は今日、一致団結した勢力となり、23年間変わらない政治的主張を続けてきたことを土台として、より一層の活動と動員を必要としている」と明らかにした。また、「誰も民主国民連合を野党に分類することはできない」と続けた。
なお、「民主国民連合」は国会両院で「民族解放戦線」と共に与党連合を形成している。
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( 翻訳者:松浦葵 )
( 記事ID:46228 )