イエメン:「正統政府」と「反体制派」間の次期会談はヨルダンで開催(1)
2019年02月03日付 al-Hayat 紙
■「正統派」と「反体制派」間の捕虜に関する合意について協議するため、ヨルダンが新たな会合のホストに
【アンマン、アデン、フダイダ:本紙】
ヨルダンは、国連からの新たな要請を受けて、イエメン政府とフーシ派民兵の代表者間の次期会合を来週、アンマンにて行うことを発表した。捕虜に関する合意について協議が行われる予定だ。
ヨルダン外務省のサフィヤーン・カダー報道官は昨日(土曜、2月2日)の記者発表において、以下のように発表した。「ヨルダンはマーティン・グリフィスイエメン担当国連事務総長特使事務所からの新たな要請を受け、来週アンマンにてイエメン政府代表とアンサールッラー(注:フーシ派のこと)代表の会合のホストを務めることに合意した。会合の目的は捕虜・拘束者の交換に関する合意についての協議をフォローアップすることだ。」
さらにクダー報道官は、「アンマンでの会合の開催にヨルダンが合意したことは、承認されたベンチマークに基づき、イエメン危機の終結に向けた取り組み、およびこの危機の政治的解決に向けた特使の取り組みを同国が支援する中で実現したことだ」と述べた。一方、ストックホルム合意の履行を目的とした合同調整委員会のパトリック・カマート委員長は本日(日曜、2月3日)、国連監視団、正統政府代表、そしてフーシ派民兵の代表と公海上を航行する船舶にて会談を行う予定だ。これは、フダイダ市での同委員会の会合は、フーシ派民兵代表らが正統政府の支配地域に赴くことを拒否したため、実現しなかったことを受けての措置だ。
(2)に続く
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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:46233 )