イエメン:「正統政府」と「反体制派」の次期会合はヨルダンで開催(2)
2019年02月03日付 al-Hayat 紙

■「正統派」と「反体制派」間の捕虜に関する合意について協議するため、ヨルダンが新たな会合のホストに

【アンマン、アデン、フダイダ:本紙】

デンマークの退役少将マイケル・ローリスガルド氏は、本日ヨルダンの首都アンマンに到着すると見られている。なお、同氏はオランダの退役少将パトリック・カーマートイエメン国連監視団団長の後任となった。

同氏は、デンマークが具体的な進展や(フダイダの)港湾からの撤退の実現を期待していると表明しつつ、カーマート氏が作成した国連の新計画を待ち望んでいると話した。

現地では、イエメン内務省が、サヌアへ至る道で中型トラックに積まれたミサイルや無人飛行機といった密輸品を押収したと発表した。

一方、フーシ派民兵らは国民全体会議(党)幹部でトハイタ郡議会議員のアースィム・ファドゥル氏がフダイダ市で殺害されたと述べた。

現地当局筋の情報によると、国民会議幹部が粛清されたのは、フーシ派民兵の命令を実行しなかったためとのことだ。

また、同情報筋は、「トハイタ郡地区の名士のひとりは、フダイダにおいてフーシ派民兵幹部らの、複数の地元の青年たちを徴兵しフーシ派の戦闘部隊に入隊させよという命令を拒否した後、遺体で見つかった」と報じた。

他方、イエメン軍の部隊はタイズ県西部のマクバナ戦線にて、民兵らの拠点を狙って砲撃を行った。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:46258 )