シリア:周辺諸国との関係強化を目指すシリア民主評議会とマンビジュ工程表履行を目指す米国・トルコ(2)
2019年02月06日付 al-Watan 紙
■シリア民主評議会はアラブ諸国・トルコとの関係強化について協議!
■トルコの代表団はマンビジュの工程表検討のためワシントンDCを訪問
【本紙:諸通信社】
トルコのアナトリア通信社は昨日(5日)、トルコのセダト・オナル外務次官が団長を務める代表団が、特にシリア問題に関する協議を行うためワシントンDCに到着したと報じた。
また、同通信社は今回の訪問はトルコ・米国間で署名が交わされた2国間のハイレベル作業部会の枠組みの中で実現したと指摘した。
今回の米国・トルコ間の協議は、ユーフラテス川東岸の地区に関する両国の行動や、米国のドナルド・トランプ大統領がここ最近推進する「安全地帯」と呼ばれる地区を管理することになる当事者に関する、2国間の相互理解についての協議と同時に行われる。
なお、同協議は米国のマイク・ポンペオ国務長官とトルコのメヴリュット・チャヴシュオール外務大臣の面会の直前に、本日(6日)の対ダーイシュ有志連合閣僚会議の合間を縫って行われる。
一方、反体制派の複数の情報筋は、昨日(5日)朝にマンビジュ市で爆発音が聞こえたこと、またこの爆発はジャラブルスに至る道沿いの町に仕掛けられた即席爆発装置(IED)によるものであり、物的被害は発生したが、人的被害に関する情報は入ってきていないことを伝えた。
今回の爆発はマンビジュ市やシリア民主軍が支配する地区を狙った一連の爆発事件のひとつとして発生した。なお、今回の爆発は1月16日に発生した自爆事件以降、マンビジュ市で続く一連の爆発事件の4件目だと見られている。
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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:46265 )