ビトリスの女性ら起業、「編みぐるみ」人形生産
2019年02月08日付 Hurriyet 紙


ビトリス県の主婦たちが趣味として始めた、かぎ針編みの技術をもちいて作るおもちゃ芸術「編みぐるみ」が販売に出された。

ビトリス市によってベシュ・ミナーレ街区に開かれたこの教室が大きな注目を集めている。教室に参加した女性たちは社交的になり、さらには彼女らが作った商品を売って家計に貢献している。アリフェ・ウズム先生は、夫の仕事の関係で歴史教師の職を辞めてビトリスへやってきたのち、ここで12人の女性達に市が支援する「編みぐるみ」教室を開いている。彼女は自身の子供たちのために始めた仕事をほかの女性達にも教えたかったと述べた。アリフェ・ウズムさんは、ビトリス市から支援を受け「編みぐるみ」教室を開いたことに言及し、ここで彼女が教えている参加者とともに作った製品を自分たちのソーシャルメディアアカウントで公開し販売していると語った。

■「私の子供達にはスーパーマンのような外国のヒーローで育って欲しくない。」

ウズムさんは子供のための健康的なおもちゃを作り、さらに家計にも貢献していることを述べ、今の職に就いた過程を次のように説明した。
「子供達にはスーパーマンのような外国のヒーローで育って欲しくなかったのよ。当初は私の子供達に健康的なおもちゃで遊んで欲しいという思いで始めたの。この手工業は中東に起源を持つの。その後私は友達と一緒に集まったわ。彼女達も元々は自身の子供達のためのおもちゃとして始めた。私達にはアルパルスランもナスレッディンホジャもいる。この人たちの人形も編んでいるわ。のちに私達はこれが収入源の1つになるだろうと考えた。有難いことにビトリス市とビトリス市民教育センターがこれに関して私達を支援してくれたわ。」

■「私達は自分たちのソーシャルメディアアカウント上から売っているの。」

ウズムさんは健康的なおもちゃのため、商品を天然の糸を使って作ると言い、次のように語った。
「私達は子供達の健康を害さないような天然の糸や繊維を使っています。ここで作った製品は自分たちのソーシャルメディアアカウント上から売っています。売れなかったものも夫や友達らにプレゼントとして贈っています。私達はそうすることで幸せになるのです。少なくとも女性達の1つの趣味になっています。彼女達は家でじっとしている代わりに、より社会的な生活に入っているのです。
コース参加者の1人、アイシェ・トップさんは元々アダナ出身だが夫の仕事の都合でビトリスで暮らしていると述べ、こう語っていた。「家にこもっているときこのような教室があることを知りました。私はその前にも既に編み物をしていました。でもこの教室できっかけが生まれたのです。教室に参加してから自分のソーシャルメディアアカウントページを開設しました。その後注文が来るようになったのです。時には1日に3つ送ることもあります。先生をはじめ、私達にこのような機会を与えてくださったビトリス市に感謝しています。」

作ったおもちゃに対して県外からも注文があり、その価格は20〜200リラの間で変動する。

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:46270 )