イエメン:フダイダでの部隊の再配備に向けた議論が膠着
2019年02月17日付 al-Hayat 紙


■「再配備」会合でのフーシー派の頑迷は続く

【リヤド、アデン:本紙】

再配備委員会は昨日土曜日(2月16日)フダイダで、(部隊の)再配備実施のメカニズムを議論するための第6ラウンドとなる会合の初日の議論を終えた。同会合には、イエメン正統政府の代表者らとフーシー派民兵らが出席した。しかし、同委員会のフーシー派民兵の代表者らが頑なに態度を変えないため、いずれの相違点も解決されなかった。

同委員会は、マイケル・ローリスガルド将軍の主導の下、撤退メカニズムを中心に議論した。まず、フダイダの3港のフーシー派民兵を再配備し、次に、両当事者の部隊がサナア道路の南部・東部・北部地区から相互に撤退し、人道支援のための安全な回廊を開設することが議論された。

また、同委員会の国連チーム代表のローリスガルド将軍は、この状況を打開しようと、フーシー派民兵に対し、まずストックホルム合意の第1条に則り、フダイダ港、サリーフ港、ラース・イーサー港での再配備を行い、続いて相互撤退と人道支援のための回廊の開設に関する第2条に移行することが必要であると説得を試みた。

一方、イエメンの参謀委員長であるバハリー・アブドゥッラー・ヌフイー将官は、「イエメンは、国内やアラブ地域にイランの足場が存在すること、およびイラン文化やイランの破壊的な計画が同地で拡散することを容認しなかった」と述べた。また、「このような計画を挫折させるため、我がイエメン国民は立ち上がり、同盟国も彼らを支持するだろう。そして、公正と平等の価値観および、イエメン人たちが国民対話の成果として同意に至った、公平な近代的市民国家の規則が確立することが勝利するだろう」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:46311 )