「ギュレン、トルコへ?」大統領府、否定
2019年02月17日付 Cumhuriyet 紙


コメンテーターのアリ・タラクチュ氏がAkit放送で、FETÖ(ギュレン派テロ組織)のリーダー、フェトフッラー・ギュレンが朝方トルコへ連行されると発言した。これに対してイブラヒム・カルン大統領府報道官は、「我々にはそのような情報は届いていない」と声明を出した。

イブラヒム・カルン大統領府報道官は声明で、次のように述べた。
「しかし、ご存知の通りFETÖとの闘争に関して、我々は断固たる決意をしている。世界のどこであろうと隅から隅まで、この背信的な組織に対する我々の闘争を敢然と続けていく。我々は今日に至るまで世界の多くの国々で重要な前進を遂げてきた。トルコの友好国や同盟国はFETÖというテロ組織が単にトルコおけるものではなく、これらの国々においても多大な脅威であることに気付き始めた。20に近い近隣諸国でFETÖ系の学校が閉鎖された、あるいは教育財団(訳注:閉鎖されたギュレン系学校に代わる組織)に引き継がれた。我々の取り組みは続いていく。彼らのパトロンや保護者が誰であろうと、管理者や指導者が誰であろうと、彼らに対する国民の姿勢は2016年のクーデター未遂事件当時と同じである。大統領も、この問題に関して断固とした姿勢をとっている。我々の信仰にも、我が国の政治、社会的問題にも、彼らが与えた害は皆の知るところだ。嘘と背信にまみれたこの異端組織に対する闘争を、我々は決然と続けていく。」

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( 翻訳者:小林佑輔 )
( 記事ID:46312 )