サウジアラビア:サルマーン国王がエジプトを訪問
■サルマーン国王、関係強化のためエジプトへの公式訪問を開始
【リヤド、シャルム・エル・シェイク:本紙】
二聖モスクの守護者サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日土曜日(23日)、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の呼びかけに応えて、エジプト・アラブ共和国への公式訪問を開始した。同大統領はシャルム・エル・シェイク国際空港に国王が到着した際、先頭で国王を出迎えた。なお、国王は本日日曜日(24日)、EU・アラブ(連盟)首脳会議においてサウジアラビア王国の使節団を率いる。
サルマーン国王はリヤドを出発する直前に勅令を発した。この勅令は、国王が王国を留守にしている期間中、第一副首相兼国防大臣であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が国家行政や国民の利益保護を委任するものである。
(サルマーン)サウジアラビア国王は、シャルム・エル・シェイクの滞在先にエジプトのムスタファー・マドブーリー首相を迎え、また同様にアリー・アブドゥルアールエジプト・アラブ共和国国会議長を迎えた。
なお、サウジアラビアの通信社によると、国王は両会談の中で、同胞関係、兄弟国である二国間の協力分野の再検討、そしてそれらの強化と発展の機会に関する議論を交わした。
また、サウジアラビアのある情報筋が本紙に述べたところによると、「二聖モスクの守護者のエジプトへの訪問は、兄弟国である二国間の同胞関係を確認し、関係をより広い地平へと発展させる。同様にこの訪問は、経済、政治、観光や史跡といった遺産の分野における両国間の共同関係を強化する」とのことだ。
(後略)
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( 翻訳者:荻野明伊 )
( 記事ID:46352 )