■24日、フダイダで再配備の第1段階が開始
【アデン、NY:本紙】
日曜日(24日)、フダイダ市において部隊の再配備の第1段階が開始される見込みだ。本段階は、フーシー派民兵がフダイダのサリーフ及びラース・イーサーの両港から5キロの距離に撤退することを規定している一方で、政府軍は1キロの距離に撤退する。また、紅海製粉所に至る道を開通することも規定している。これは、11日間にわたって同製粉所内にある小麦を搬出し、分配するためだ。
一方、土曜日(23日)にはアラブ有志連合軍の支援を受けたイエメン軍が同国南部のアブヤン県にあるテロ組織「アル・カーイダ」の拠点を制圧した。
同日、ヒザーム旅団(Security Belt)は有志連合軍の支援を受けて、アブヤン県の複数の地域からテロ組織アル・カーイダの構成員を掃討するため、軍事行動に乗り出した。そして、この軍事行動を通して、同旅団はムーディーヤ郡に位置するアムラーン谷のアル・カーイダの基地を制圧した。
他方、ヒザーム旅団ザンジバル地区の司令官であるアブド・サナド・ムルキシーは、彼の車を熱線追尾ミサイルで狙った、アムラーン渓谷に本拠地を置くテロ分子による暗殺から逃れた。さらに、イエメン軍はハッジャ県ハラド市のサッヤーンとサウーダーの2つの高台を解放した。なお、この戦闘を通じてフーシー派民兵に死傷者が出た。
さらに第5軍事地区のイエメン軍は南に位置するアブス郊外、東西にかけて位置するムスタブウの複数のエリア、そして東に位置するハラドの3つの要衝において、継続的な戦闘に突入した。
(後略)
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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:46353 )