トルコ石炭協会(TTK)による地下壁製作の労働者雇用の抽選会が、ゾングルダクにて朝から始まった。会場に入り切らなかった群衆は、抽選の間何時間も外で待ち、成り行きを見守った。TTKの抽選が終わり名前を呼ばれた人は、大きな喜びに包まれた。隣の人たちと抱き合った若者たちは、携帯電話で家族へ朗報を伝えた。
TTKで地下壁製作の労働者雇用の抽選会に、早朝から多くの参加者が集まった。エネルギー天然資源大臣ファティフ・ドネメズ氏と家族労働福祉大臣のゼフラ・ズュムリュト・セルチュク氏出席のもと朝から始まったプログラムにおいて、会場に入り切らなかった群衆は、抽選の間何時間も外で待ち成り行きを見守った。仕事を得るため寒い屋外で待機する人々2万6,123人は、選ばれるのを待っていた。
参加者が増えていくにも関わらず希望を持っていると言う人々は、「朝から待っている。幸運でありますように。スクリーンでもネットのサイトでも見守っている。みんなが幸運でありますように」と話した。抽選は夜になって終了した。
■名前を呼ばれて大喜び
参加者の一人、バイラム・アルスラン(26歳)は、名前を呼ばれると父親へ電話し喜びを分かち合った。
鉱山で働くため、少し前にトラブゾンからからゾングルダクへ来たバイラム・アルスランは、次のように話した。「幸運だった。アッラーのおかげだ。すごく祈った。痛感している。私の父は知らせを待っている。家族も待っている。とりあえず父には電話できた。とても興奮している。みんな喜んでいる。今私は炭鉱で働いている。幸運だ。国家の保証の元働くことになるんだ。私は今民間の炭鉱で働いている。結局は国の仕事だ。政府に頼れる。」
抽選を見に来たヤクプ・キュレキチは、息子の名前が呼ばれたのを聞くと大変喜んだ。隣の人たちと抱き合うヤクプ・キュレキチは、息子のビュンヤミン・キュレキチのかわりに抽選を見に来たという。とても嬉しいと話すヤクプ・キュレキチは、「アッラーが皆をたすけくれますように。皆に仕事がありますように。息子に当たった。今息子は働いていない。息子は今コズル市にいて、ここには来なかった。私は心配で、ここに来た。とても嬉しい。家族の面倒を見てくれるだろう。とても興奮している。」と語った。
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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:46385 )