トルコ航空、売却の噂を否定
2019年03月17日付 Cumhuriyet 紙
トルコ航空代表取締役社長のイルケル・アイジュ氏は、トルコ航空が売却されるとの噂について「毎回、選挙のたびにこうしたことが起こる。特にソーシャルメディアではゴシップニュースが拡散する。トルコはトルコ航空に満足しており、いかなる売却交渉も起きていない」と述べた。
トルコ航空代表取締役社長のイルケル・アイジュ氏がトルコ航空が売却されるとの噂についてCNNトルコの生放送で会見を行った。アイジュ氏は「特に、現在まで政府系投資ファンドに紐づいているのは49%程度と言われている。なぜなら、そもそもトルコ航空は株式の51%を株式市場で一般に公開している企業である。つまり、企業の(株の)51%が毎日、証券取引所で売買されている。この意味で、49%分のまとまった株式(ブロックシェア)については、慎重な投機が行われている。投資家はミスリードされている。特に私が用心してるのだが、そうした人々が毎回の選挙の時期が来るたびにトルコ航空を売買していることだ。ソーシャルメディアでゴシップニュースが拡散されているのだ。選挙の争点が少なくなると、最大の争点として持ち出されるのが『トルコ航空がここに売られた、あそこに売られた』という話題だ。これは毎度の選挙で経験する虚偽ニュースだ。今日までそうした交渉も話題も一つとしてない」と述べた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:46456 )