地方選結果へエルドアン大統領声明「絶対的な第一党はAKP」
2019年03月31日付 Hurriyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、選挙結果に関する最初の会見を行った。エルドアン大統領は、さきほど行った会見で、「わが国を屈服させようとする者たちは再び失望に遭遇した。この誇るべき姿勢について、81県の全市民に感謝申し上げる」と述べた。

■最新情報…エルドアン大統領の会見の概要

偉大な国民の皆様と重要なメディア関係者の方々、あなた方に心から挨拶申し上げる。
トルコは3月31の選挙を成熟した民主主義の中で完了した。国民は再びその意思を高い投票率によって投票箱に反映させた。選挙結果がわが国に、国民に、都市に、そして街区にとってよいものとなることを神に祈っている。
ついに徐々に明らかになりはじめた選挙結果に従い、広域市、県、郡のすべての自治体の長と自治体の議会のメンバー、県総議会のメンバー、そしてこの間にも街区や村の長たちはその職務に任じられる。すべての方々にお祝い申し上げる。

■「大差で第一党となった」

「この後、私はアンカラに移動する。党本部のバルコニーで演説を行い、選挙結果についてアンカラで評価する。結果が出ている通り、この選挙で公正発展党(AKP)としては2002年11月3日の選挙と同様に現在また大差で第一党となった。
人民連合におけるパートナーである民族主義者行動党(MHP)とともに、連合としても第一党となった。AKPと人民連合として獲得した、また失った自治体の長の職ももちろんあった。これは国民の判断であり、受け入れなければならない要求である。我々が勝利した場所で国民の心の中に入り込めたこと、敗北した場所ではそれを十分に成し遂げられなかったことを認め、これによって方針を明確にする。
選挙キャンペーンの間中、1人1人の意思を引き止める努力に注意を払った。東南部および東部地域では、非常に明確に強調した。この結果、クルド人の兄弟たちは、自分たちの意思を、テロ組織にも、テロ組織を背後に持って現れる者たちにも、一致させなかった。

■「わが国を屈服させようとする者たちは再び失望に遭遇した」

継続性について我々が発したメッセージも、国民は非常によく理解してくれた。私は、南東部・東部での党大会で、映像付きで常に発信していた。
わが国を屈服させようとする者たちは再び失望に遭遇した。この誇るべき姿勢について、81県の全市民に感謝している。
わが国での次の選挙は、2023年6月となる予定だ。言い換えれば、今後活動できる期間が4・5年続く。もはやしばしば選挙が挟まれることはない。今、我々は常に前を見ている。そして、トルコにおける経済、政治、特に防衛産業によって、どれほど投資に忙殺されるだろうか?これに焦点をあて、歩みを進める。

■「ようやく大きなトルコの目標に焦点を当てることができる長い期間が」

非常に重要な改革の時代が議題となっている。自由市場経済の条件に譲歩することなく、力強い経済政策を注意深く実現する。ようやく経済における改革が実現される大きなトルコの目標に焦点を当てることができる長い期間ができた。
地域で起こっている不安定の脅威を外交のチャンネルを使い排除し続ける。特に、テロ組織に息をつかせず、わが国を平穏の島にするために努力を続ける。
選挙結果がわが国と各都市にとってよいものとなるよう、再びお祈り申し上げる。特に、人民連合として出発したこの道で、バフチェリMHP党首とその仲間たちに、そして私の仲間たちに、特に感謝申し上げる。

■「進まねばならない道はまだある」

わが党のすべての関連機関に、そして本部、県、郡、町のすべての組織で働き、現在まで、朝までこの仕事を実行している支持者の方々に、私個人と党、国民に代わって多大な感謝を申し上げる。退屈なマラソンとなったが、本当に仲間たちは昼夜を問わずこの作業を行った。彼らに非常に感謝している。

我々が進まねばならない道はまだある。投じねばならない多大な労力がある。この国民のために、この祖国のために、我々は命を捧げるためこの道に置かれた。すべての国民に心からの感謝を、特に捧げる。今、アンカラに移動して、アンカラで恒例のバルコニーでの演説を行うため、遅れることなく出発しようと考えている。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:46556 )