アラブ連盟首脳会議:ゴラン高原とエルサレムに関する米トランプ大統領の決定を拒否①
2019年04月01日付 al-Hayat 紙

■アラブ連盟首脳会議:ゴラン高原とエルサレムに関する米トランプ大統領の決定を拒否

【本紙:チュニス】

アラブ諸国の首脳陣は、米トランプ大統領がシリア領ゴラン高原のイスラエル主権を承認した決定を拒否するとともにゴラン高原の主権承認で米国の決定に追従しないよう、あらゆる国に求めた。また、国連安全保障理事会にアメリカの決定に対する決議案を提出することを明らかにした。

各国の首脳は日曜日(3月31日)、チュニジアの首都チュニスで開催された第30回アラブ連盟首脳会議の最終声明で、アラブ民族にとってのパレスチナ問題の重要性を強調するとともに、パレスチナの首都、東エルサレムがアラブに帰属することを再認識した。同時にエルサレムをイスラエルの首都と認めた米国の決定を拒否し、エルサレムに対する法的位置を変更しようとするイスラエルの一方的な措置にも拒否の意思を示した。

その最終声明で、イランが中東の平和を乱すような宗派間の挑発行為を起こそうとしていると非難し、アラブへの内政干渉をやめるように警告を発した。

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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:46568 )