共和人民党(CHP)は、イスタンブル市長選中13の区で選挙委員会が下した開票決定を覆すため、県選挙委員会に申し立てした。
CHPは、公正発展党(AKP)の異議を受けて、13の区で無効票を数えるとの決定が下されたことを覆すため不服を申し立てた。再開票決定が違法であると主張するCHPは、開票の停止を申し立てた。
イスタンブル広域市市長選の結果で不正が行われたとする主張に関し議論が続く中、諸党では様々な異議が唱えられている。AKPの異議を受けて、キュチュクチェクメジェ、バシャクシェヒル、マルテペ、ベイコズ、ビュユクチェクメジェ、チェクメキョイ、エユプ、ファーティフ、スィリブリ、ベイオール、トゥズラ、ウムラニイェ区選挙委員会は無効票の再開票を、チャタルジャ区選挙委員会は全票の再開票の決定を出した。
決定後、CHPはイスタンブル県選挙委員会に申し立てをした。 CHPの弁護士ドウシュジャン・アイドゥン・アイギュン氏とメフメト・スレイマン・チュルケル氏は、県選挙委員会に全ての区に対し個別の異議申し立てを行った。弁護士側らの申し立てでは、区選挙委員会に決定を撤回するよう要求した。申し立ては、調査そして再開票を開始しないよう要求したことに加え、AKP側から行われた申し立てが悪意のあるもので、これに基づき行政罰金を課すよう要求した。
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( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:46573 )