4日20時現在、AKPの選挙関連発表
2019年04月04日付 Milliyet 紙

公正発展党副党首のアリ・イフサン・ヤヴズ氏は、選挙結果に対してなされた異議申立てについて重要な説明を行った。

アリ・イフサン・ヤヴズ氏は、公正発展党のイスタンブル県本部に置いて開かれた記者会見において、手続きが進行中であると明らかにした。

異議申し立ての結果、ある地方自治体においては、無効票の計算を、また別の地方自治体においては票の再計算を、さらに別の地方自治体においては異議申し立ての棄却に関係する決定が問題となっていると話したヤヴズ氏は、次のように述べた。

「私たちはこの手続きを続けていて、しかし、この手続きの結果、明るみになる数字と、真実をもあなた方に示すためにここに出席している。
まずはじめに、ある数字をお伝えしたい、重要な数字だ。4月1日以降530の投票所で結果、公正発展党に有利になる修正がなされた、票数は1万1109である、4月1日以降、530の投票所でなされた修正結果が、明るみに出た公正発展党の有利になる票数だ。無効票の計上に関連する数字をお伝えしたい。5857の投票所において無効票が数えられ、このうち1641が公正発展党に有利になるよう無効票とされたと考えらえている。ある別の数字をお伝えしたい。これは、無効票に数えることに関係するのではなく、全体の票を計上することに関連する数字である、121の投票所において64票が公正発展党に有利に計算された。少し前に共和人民党の会派副代表の、あるツイートをたまたま見たが、そこには“全ての投票箱を数えたとしても、1万3千の票差でエクレム・イマームオールが勝っている。”・・・とても意味のあることを発見した。今共和人民党は、“開票をするのをやめましょう”、“票を計算するのをやめましょう”、“あれこれ詮索するのもやめましょう”という心境にいる、というのも全てについて私たちは信じている、これで間違いない、なぜ混ぜ返す必要がある、という姿勢から今は、“ここまで無効な票を私たちも受け入れよう、でもこれは公正発展党に反対して投じられた票なのに。そしてその数字が1万3千を下回ることはありえないという姿勢だ”・・・ここまで票が訂正され、私たちがさらに訂正していく可能性もある、少し、オズギュル・オゼルが心配し始めるかもしれない」

■多くの票が開票システムから漏れていたようだ

ヤヴズ氏は、いくつかのファイルを手に入れたと明らかにし、高等選挙委員会から得た県選挙委員会から入手したファイルには、区選挙委員会から届いた開票結果グラフで多くの票が開票システムから漏れていることがわかったと述べた。

ヤヴズ氏は、そのあともこのシステムで計算された票が異なりそして空欄のままにされていたのを目撃したと話し、次のように続けた。

「そのようなことが多すぎる。まだこの問題について具体的な行動に移してはいない。物理的な誤りの訂正に関連した調査を私たちは続けている。私たちの手にはさらに多くの訂正される予定の投票箱に関する情報があり、これらは物理的な誤りで計算された数字を除いたものだ。それらもまたそのままになっている。加えて全体の票と、無効な票が計算された区選挙委員会が存在する。これらに関してはより少なく計算された。これにより、この間さらに数字が変わっている可能性がある。これら全てを私たちはなんのためにするのでしょうか。ただ一つの目標がある。選挙結果が明確な形で出てほしい。国民の意志、イスタンブル市民の意志が選挙結果に反映されることを望んでいる。」

ヤヴズ氏は、合法的な方法を使用したと強調し、選挙委員会に誤りを訂正させ、不正や違法行為を合法的な方法を使って、取り除いたと言った。

選挙システム、そして民主主義を信じていると表明したヤヴズ氏は、「私たちは、我が国の選挙委員会もまた信じている。ご覧の通り、この一連の訂正は、このシステムのおかげで行えている。私たちが疑問に思っているのはシステムそのものではない。私たちはこれらのデータを作成した者や、このプロセスにおいて何らかの役割を担った者の誤り、不正、違法行為を明らかにし、正しているのだ。あなた方はまったく異なる結果が明るみになるのを見るだろう。なぜなら、木曜日の進展は、水曜日より明らかだと言います。これは少しそれに似ている。ここでまた会見を開き、全く違う数字についておそらくお話しすることになるでしょう。」と話した。

ヤヴズ氏は、「只今、高等選挙委員会の記録では、はっきりとした形で訂正前との票差は1万9千に落ちた、しかしさらに訂正が進められている票のうち、いまだ開票システムに入っていない票がある。」と言った。

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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:46579 )