アラブ連盟首脳会議:ゴラン高原とエルサレムに関する米トランプ大統領の決定を拒否②
2019年04月01日付 al-Hayat 紙

■アラブ連盟首脳会議:ゴラン高原とエルサレムに関する米トランプ大統領の決定を拒否
【本紙:チュニス】

アラブ首脳は「イランによるアラブ諸国への内政干渉は善隣友好と国際協調の理念に反し国際法の原則を損ねと国連憲章に違反するものだ。」と述べた。

イランが、イエメンからサウジアラビアに向けたイラン製大陸間弾道ミサイルを発射する軍事行動の継続を非難するとともに、イエメン再建のための地域的・国際的努力に協力することも表明した。

現在イランが実効支配している大小トンブ島、アブー・ムーサー島の3島がUAEの領土であること(の正当性)を強調した。

その他、シリアとリビアの危機の真の恒久的解決に向けた努力が必要であること、イラク国内の統一、イラク北部へのトルコの介入に対する非難を表明した。またレバノン情勢の安定化にも触れた。

さらに、一部のイスラーム過激派集団によるイスラームのイメージの歪曲化に懸念を表し、ミャンマーのイスラーム系(少数)民族ロヒンギャに対する迫害などテロ・暴力・人権侵害を非難した。また、世界のすべての人権侵害撲滅に対し、国際社会が責任を負うことを求めた。

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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:46591 )