パムッカレ、東アジア観光客でいっぱい
2019年04月07日付 Milliyet 紙


トルコの重要な観光地のひとつ、パムッカレは、素晴らしい新年のスタートを切った。東アジアからの観光客の集団が関心を示した“白い天国”で観光客は日没の眺めを楽しんだ。

国連教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産のひとつに数えられるパムッカレは、四季を通じて観光客の関心を引いている。ヒエラポリス古代都市遺跡における建造物、世界で類を見ない白い石灰岩と温泉、そして2500年ものあいだ人々へ癒しをもたらしてきたパムッカレへは、世界中から観光客が集まってくる。

トルコで最も観光客が訪れる遺跡である“白い天国”は2019年を好調な形でスタートを切り、最初の3か月で観光客数が25%増加した。一年を通じて300万人もの観光客が訪れることが予想されるこの地域へ、今期は東アジアの観光客が強い関心を示す中、近日中にはドイツとロシアの観光客が殺到することが見込まれている。

■トップの座は健在

デニズリ観光ホテル経営者協会(DENTUROD)の代表ガーズィ・ムラト・シェン氏は、古代遺跡の中でも、パムッカレの観光客数トップの座は今年も揺るがないと述べて、「パムッカレ遺跡は我々の知るところでは古代遺跡群の中でももっとも観光客を集める場所だ。今年もまたこの立場は絶対に失われないだろう。振り返ってみると、2019は大変好調な出だしとなった。最初の3ヶ月でトルコ人と外国人の観光客数は25%増加を達成した。3月は52%増加している。この観光客の増加で、2019年内におよそ300万人の観光客数という目標を達成することを見込んでいる」と語った。

■ロシア人とドイツ人も向かってきている。

シェン氏は、第1四半期は東アジアの観光客がパムッカレへ強い関心を示したが、次に迎えるのはドイツ人とロシア人の観光客だろうと述べる。「この素晴らしい景色、素晴らしいユネスコ世界文化遺産を訪れようと、国内外のお客様が大きな関心を寄せている。現在見たところでは、東アジアの多くの皆様が我々の地域を選んでいる。夏が始まれば、ロシア人、ドイツ人のお客様をもてなし始めるだろう。」

中国人観光客のファン・リウさんは、パムッカレで日の入りに感動したと話した。

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( 翻訳者:小林佑輔 )
( 記事ID:46593 )