イマムオール暫定当選者「今度はなにをするつもりか」
2019年04月07日付 Cumhuriyet 紙


投票箱の57.5%が再集計される中、共和人民党(CHP)のエクレム・イマムオール候補は、(ユルドゥルム候補との)差が1万7,719票であることを明らかにし、「結果は明らかだ。故意に引き延ばしてどうしたいのか?その後はなにをするつもりか?」と反発を示した。

イスタンブルで不正に高等選挙委員会(YSK)が下した再集計の決定は、トルコのエネルギー浪費以外の何物でもない。無効票の半数以上が再集計された。結果はまだ確定ではないが、イスタンブル広域市長に選ばれたエクレム・イマムオール氏は、「結果は明らかだ。故意に引き延ばして何をしたいのか?その後はなにをするつもりか?」と述べた。

■差は1万7,719票

エクレム・イマムオール氏は、開票の結果をソーシャル・メディアのアカウント上で定期的に共有し、昨日(6日)17時30分には投票箱の57.5%が開票されたと明らかにした。発表された数字によると、エクレム・イマムオール氏の得票数は417万1,492票で、ビナリ・ユルドゥルム氏の得票数は415万3,773票となった。投票箱の約3分の2で開票が完了した時点で、イマムオール氏とユルドゥルム氏の間の差は1万7,719票となった。公正発展党(AKP)は、3万1,186の投票箱の31万7,419票について異議を唱えた。共和人民党(CHP)イスタンブル県支部で行われた発表によると、イスタンブルの3万1,186の投票箱のうち1万6,989ヶ所で集計が完了し、1万3,829の投票箱では集計が続いており、368の投票箱では集計が行われなかったという。昨日17時にはイスタンブルの15の郡のすべての集計が完了し、24郡では再集計が続いているとして、「イスタンブルで投票された3万1,186の投票箱のうち1万6,989ヶ所の無効票の集計作業が完了した一方、1万3,829の投票箱では再集計が続いている。現在までに行われた再集計の結果によると、両候補者の得票差は3,042票で、ビナリ・ユルドゥルム氏が優勢だという」と発表された。

CHPのジャナン・カフタンジュオール・イスタンブル県支部長は、異議のプロセスと集計結果に関して会見を行い、「100回数え直してもエクレム・イマムオール氏がイスタンブル広域市長である。YSKは実のところ、イスタンブルを誰が治めるかを選挙の夜から現在まで毎日何度も記録した。初日から我々が言っているように、両候補者の間の得票差は縮まらない。懸念される状況は問題にすらならない。開票プロセスを引き延ばして我々の意気を挫こうと企む者たちは大きな間違いを犯している。我々は何千人もの党員とイスタンブル市民の意思を守り続ける」と述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:46596 )