チャイクル、記録的損失
2019年04月08日付 Cumhuriyet 紙
1年間で3回総局長が変わり、前総局長エクレム・ユジェが公正発展党から出馬してサカルヤ市長に選出されたチャイクル(茶事業総局)は、4200万リラの利益が見込まれる一方、記録的な損失を計上した。2017年に2億6760万リラの損失を記録したチャイクルは、この損失をほぼ3倍に膨らませ、合計6億5708万6千リラの損失に達した。チャイクルの損失は、1日当たり350トンの茶葉を加工できる工場が6棟建設できるほどである。
チャイクル事業報告書では、「2018年事業計画では4230万リラの利益を見込んでいるにもかかわらず、2018年事業年度は、6億5708万6397リラの損失を計上した」と報告された。チャイクルは、2018年に記録的な損失を計上した一方、公正発展党が地方選の期間に宣伝のために配布したチャイを国営のチャイクルから購入しなかったことも明らかになった。公正発展党は、今回の選挙と以前の国民投票でもチャイを配布した。しかし、チャイは国営のチャイクルの代わりに民間企業から購入した。
ソズジュ紙に掲載された記事によると、チャイクル関係者は、「公正発展党が広場で配布したチャイは、チャイクルから購入しなかった。もし購入していたら、チャ イクルは利益を上げていた」と述べた。チャイクル事業報告書ではさらに、組織の資産と資本が2017年に比べて4.54%の割合で増加していると強調し、「国内資本は27.27%減少したが、国外資本は29.59%増加した」と述べた。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:46603 )