シリア:テロ組織によるミスヤーフ市の国立病院攻撃で20人の死傷者が発生
2019年04月08日付 al-Watan 紙


■ミスヤーフ市の病院にテロ攻撃で死者5人と負傷者15人…イドリブのテロリストによる攻撃がエスカレート…軍はテロリストを死傷させ彼らの拠点を破壊

【ハマー:ムハンマド・アフマド・ハバーズィー、ダマスカス:本紙、諸通信社】
 
テロリストたちは昨日(7日)、かつてないほど深刻なイドリブ合意違反を行った。ミスヤーフ市の国立病院にミサイル攻撃を行い市民5人が死亡し15人が負傷したのだ。これを受けて、シリア・アラブ軍は武力で応戦し、数十人のテロリストを殺害、また彼らの複数の拠点や機器、迫撃砲の台座を崩壊した。

テロ組織ヌスラ戦線とハマー北部郊外のルターミナを拠点とするその同盟組織らは、継続的かつエスカレートする同組織らの違反行為の一環として昨朝ミスヤーフ市の国立病院を5発のBM-21で砲撃し、5人の市民が犠牲となった。なお、犠牲となったのはアリー・ディユーブ氏、ウマル・ハーリド氏・ハッラージュ氏、フスナー・バルフーム氏、ターヒル・アフマド・サウード氏、スレイマーン・ハサン・ジュフール氏である。また、負傷者はマルヤム・アフマド・アクタウ氏、アマール・スライマーン氏(歯科医師)、バッサーム・カトリーブ氏(歯科医師)、イーサー・ファーウール氏、ナズミー・サーイル・イスマンダル氏、アリージュ・ムフィード・マフムード氏、フダル・ハビーブ・ルフーム氏、バトゥール・ディユーブちゃん(6歳の少女)、ルアイ・ジャフール氏であり、その他5人の負傷者もICUにて治療を受けている。

報道筋は本紙に対して、「ヌスラ戦線とその同盟組織は、イドリブ合意に目に余る形で違反し犯罪行為を行った。この犯罪行為は軍から今回の違反に対する直接的な対抗措置を招き、軍は砲撃およびミサイル攻撃によりルターミナのはずれにあるテロリストの拠点や機器および迫撃砲の台座を破壊した」と語った。

同様に、軍は重火器によってハマー北部郊外のマウラクとザカートのはずれにあるテロリストの拠点を破壊した。その結果、多数のテロリストの死傷者が発生し、彼らの軍需品も破壊された。

(後略)

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( 翻訳者:小俣葉菜子 )
( 記事ID:46604 )