■世界銀行は北アフリカと中東における1.5%の経済成長を予測
【カイロ:マールスィール・ナスル】
さらには、「中東諸国からのエジプト訪問者数は、2018年の149万人と比較して、2022年までに、223万人に増加する。なお、サウジアラビアからの訪問者が首位を占める」と予測されている。ちなみにこの予測は、「アラブ旅行市場2019」が発出した声明によるものである。
また、ヨーロッパは、エジプトに来る旅行者を供給する地域市場の成長をけん引している。それというのも、ヨーロッパからの旅行者数は、2018年の620万人から2022年には910万人に増加すると予測されているのだ。また、「アラブ旅行者市場」の公式リサーチ・パートナーであるコリアーズ・インターナショナル(colliers international)は声明を公表し、「中東からのエジプトへの訪問者数の成長率は、複合年間成長率に基づいて、今までで最高の11%となる」と明らかにした。
「2019年のエジプトの観光部門における投資規模は、2018年と比較して25%増となる42億ドルに達する。それと同時に、国は現在の観光用のレジャー・観光業界で起きている変化に対応し、GDPを成長させることを追求している」と予測されている。
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( 翻訳者:難波奈央 )
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