元入試センター長官、ギュレン派取り調べ
2019年04月11日付 Hurriyet 紙


ギュレン派捜査の中で監視下に置かれ、現在警察で尋問が続いているアリ・デミル元入試センター長官が3月19日に高等教育審議会へ答えた内容が公開された。

アンカラで行なわれているギュレン派捜査の中で監視下に置かれているデミル・センター長に関して、「入試センター法に反し、武装テロ組織のメンバーになった」との罪でカイセリ第二重罪裁判所で裁判が起こされた。審理が続く中、裁判所は昨年の9月に審議の中断を決め、デミル・センター長に関して高等教育審議会から尋問の請求を受けた。高等教育議会は尋問を開始し、3月19日にデミルの供述を得た。デミル・センター長へと向けられた問いとそれへの答えの要約が以下である。

■多くの場所を占領して、破棄。

(2012-2013年 軍高等学校入試の問題集の破棄検討業務が終わらないにもかかわらず、資料の破棄に関して誤解を与える情報を与えたとの訴え)
問題集は結果発表から6か月経過した後、破棄できる。2013年に行われた試験では、3億2千万ページに及ぶ問題集が多くの場所を占めたことから破棄作業は免れなかった。

■諜報機関から情報を得ていた

(入試センターの職員に関して、ギュレン派とのつながりがあるかに関し調査を実施したのか)
内務大臣と高等教育審議会委員長の指導によって警察諜報局を通じて個人情報に関して情報を得ていた。

■机にある問題集

(執務室にある15冊の2013年軍高等入試問題集に関して専門委員会は、数学の問題を正しくマークした受験生たちの事例をあげて、正解が示されていたと意見を述べた)
専門委員会のこの見解は、問題が事前に受験生たちに伝えられていたことに関する証拠とは認められない。

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( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:46625 )