イエメン:有志連合軍は、フーシー派のドローン格納庫を破壊
2019年04月20日付 al-Hayat 紙
■「有志連合」は、フーシー派がドローンを格納するために使用している洞窟を破壊
【リヤド:本紙】
イエメンの正統政府を支持する有志連合軍は本日土曜日(4月20日)未明、同国の首都サナア郊外の洞窟内にある、テロ組織フーシー派の民兵がドローンを格納するために使用している倉庫を破壊した。この種の作戦はこの4か月間で5回目となる。
有志連合軍報道官のトゥルキー・マーリキー大佐は、「有志連合の合同部隊司令部は本日土曜日(4月20日)未明、軍事目標を破壊するために『ピンポイントの』軍事作戦を実行した。この軍事目標とは、テロ組織フーシー派の民兵が、テロ作戦を実行するためのドローンを格納するために使用している洞窟のことである」と述べた。
また、「破壊された目標は、大統領府周辺にあるかつての共和国防衛隊の拠点に位置する。同拠点はテロ組織フーシー派の民兵が占拠していた」と明らかにした。
さらに、「今回の(ドローンを)標的とした作戦は、今年の1月19日、1月31日、2 月9日、3月23日、そして今月4月10日に既に実施された複数の軍事作戦の延長線上にある。これらの軍事作戦は、有志連合の合同部隊の指揮の下で実施され、イランに支援されているテロ組織フーシー派の民兵の所有する、ドローンのための兵站網とともに、(ドローンの)外国人専門家の所在地を標的にし、破壊した」と明らかにした。
そして、「有志連合の合同部隊司令部は、テロ組織フーシー派の民兵や他のテロ組織が、このような特定の能力に到達し、利用することを防止し、国際人道法と国際慣習法に基づきドローンによるテロ作戦の脅威と危険から市民と重要地区を守るために必要な措置を講じる義務がある」と確認した。
(後略)
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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:46667 )