サウジ:ハーリド・ビン・サルマーン王子「イランの政権は1979年以来過激派・テロを支持してきた」
2019年04月24日付 al-Hayat 紙


■ハーリド・ビン・サルマーン王子「イランの政権は1979年以来過激派・テロを支持してきた」

【モスクワ:本紙】

サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマーン国防副大臣(王子)は、「中東における安定の実現は、サウジアラビアにとって最も重要な目標の一つである」と強調し、同国が「いかなる犠牲を払いながらもテロや過激主義に立ち向かい続けており、今後、域内・世界の安定の実現に向けられる全ての努力を支援していくこと」を明らかにした。さらに、「(サウジアラビアが)全てのテロリストの資金源や資金洗浄手段の強化と戦う必要がある」と述べた。

また、副大臣は第8回モスクワ国際安全保障会議でのスピーチにおいて、「イランの体制は、1979年から過激主義やテロを支持する姿勢を変えておらず、宗派主義や分裂を煽り続けている。イランの体制は国民国家を認めていない」と述べた。
さらに、「イラン政府は国境を越えた革命諸団体の起点となっており、国際法に反するような重大な行為を行っている。これにはテロリストの受け入れや、過激派民兵諸団体に対する資金・武器供給が含まれる。こういった政治から最も被害を被っているのは、イラン国民自身である」と述べた。

さらに副大臣は、(中東)地域が「強固な姿勢が必要とされるような『分岐点』の目前」にあるとし、「我々が、混乱と破壊の政治、革命と宗派主義の輸出の試み、地域を後退させようという『反動』のビジョンに屈するか。あるいは、我々の全ての民にとっての平安と安定、安寧が満たされるような未来へ信頼を寄せつつ、歩を進めていくビジョンを以て、自分たちの問題を解決するか、そのどちらかの瀬戸際である」と語った。

(後略)

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:46686 )