サウジアラビア:テロ支援国家であるイランの政策を停止させるアメリカの措置を歓迎
2019年04月23日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビアはテロを支援するイラン政府の政策を停止させるアメリカの措置を歓迎する

【リヤド:本紙】

サウジアラビアは、安定を揺るがす政策や世界中のテロへの支援・保護を停止するようイラン政府に促すためにアメリカが講じた措置に対して歓迎と支持を表明した。そして、国際法の原則に従い、他国へのあからさまな内政干渉やテロ(組織)および多くの国で混沌と破壊を引き起こしているテロ活動への支援を停止するようイラン政府に促すために、国際的な努力を続けることが不可欠であるというサウジアラビアの確固たる立場を強調した。

二聖モスクの守護者サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王を首班とする内閣は、今日(23日火曜)午後にリヤドのヤマーマ宮殿で開かれた閣議の中で、イランの石油輸出に課された制裁に関するアメリカ政府から発出された最新の声明を受け、同内閣は石油市場での進展を注視し続けると明らかにした。また、同内閣はサウジアラビアが確固たる政策を続けることを再確認した。なお、こうした政策を通して同国は石油市場の安定を実現すること、生産者と消費者の双方に等しく利益をもたらす均衡点から逸脱しないこと、そして世界経済が安定・発展することを希求している。

さらに、同内閣はアラブ連盟理事会が外相級の臨時会合終了時に発出した「パレスチナ問題の展開-政治プロセスと金融危機」に関する声明について言及した。なお、同理事会はパレスチナ問題に関する最新情勢や状況の展開についての議論の後、アラブ連盟本部における活動を終えた。

同内閣はスリランカ共和国で起こった連続爆破テロと、パキスタンの南西部のバルチスタン、ソマリアの首都のモガディシュ、アフガニスタンの首都カブールの通信省で起こった同様のテロ攻撃に対するサウジアラビアの強い非難を表明した。また、同国および友好国との同国の連帯はすべての暴力行為、テロ、過激主義に立ち向かうことを再確認し、そして世界中のあらゆる地区の安全と安定をすべからく脅かすテロを撲滅するための国際的な努力に対する支援が不可欠であることも併せて確認した。

(後略)

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( 翻訳者:松浦葵 )
( 記事ID:46690 )