高等選挙委員会イスタンブル決定の日程、確定
2019年04月27日付 Cumhuriyet 紙
公正発展党(AKP)と民主主義者行動党(MHP)のイスタンブル選挙の取り消しについて行った申し入れのために高等選挙委員会(YSK)は調査を始め、今週決定を出すとみられている。
人民共和党(CHP)でもYSKに注目している。党幹部たちは「我々はマイナスの結果を期待しない」と述べ、プロセスは延長しすぎであり、すぐに終わらせるべきであると強調している。
AKPがYSKに9項からなるリストを渡して調査されることを望んだ。委員会はこの9項のうち8項を受け入れた。調査のための区選挙委員会に5日間の期間が与えられた。ただ公民から除外された人々の投票についての反対は退けられた。2732人の限られた選挙人に投票させ、精神障がいをもつ21358人の選挙人についての制限を決定するかしないか、また刑務所内で投票する受刑者10290人の状況が調査される。
◼︎1万7千人からたった3名
スポークスマンが話した情報は以下の通りだ。「CHPの関係者はYSKからの今週の決定を期待している。1万7千人の障がいをもつ選挙人の調査が完了し、たった3人が制限付き有権者だったと伝えられた。しかしこの人々について確定した判決が出ているか出ていないかも調査されなければならない。なぜなら1人の精神障がい者のために仕事や行動の責任をもたないことを含めて確定する判決が必要だからだ。もし判決がなければ投票においても支障はない。」
CHPのファイク・オズトゥラク副党首も「選挙からおよそ1ヶ月が経過した。イスタンブルでは選挙プロセスについて不明瞭な状態がいまだ続いている。プロセスの延長は、我らが国の視界をも遮ってしまう。この不明瞭さはもうトルコの日々の話題から除かれるべきだ。ついに最短期間内で決定が出され、それがトルコに安寧をもたらすと我々は信じている。」と述べた。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
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