イエメン:イエメン軍が1週間にフーシ派民兵300人を拘束
2019年04月28日付 al-Hayat 紙

■イエメン軍は1週間でフーシ派民兵300人を捕虜に

【アデン:本紙】

イエメン軍は、同国南部ダーリウ県の諸戦線での戦闘において、1週間でイランの支援を受けるフーシ派民兵300人を捕虜として拘束したと発表した。

イエメン軍の管理するサイトである『セプテンバー・ネット』によると、イエメン軍のある情報筋はフーシ派の捕虜の中には複数の著名な現場司令官や軍幹部も含まれていると語った。そして、「ダーリウ県北西部のマリース、アウド、フシャーの各戦線で先週国軍が乗り出した戦闘中に彼らは拘束された」と述べた。

また、同情報筋は捕虜の中には、民兵が支配下にある学校や地区で実施した広範な動員活動を経て戦線に駆り出した大勢の子供も含まれていると続けた。

これに加えて、イエメン軍と人民抵抗軍の複数の部隊がイエメン南部のダーリウ県北部にある民兵の拠点や集団を標的とした砲撃を仕掛けた。

イエメン軍のある情報筋は、マリース北部のヤイース地区とカアタバ郡北西のアウド地区を臨むカルハ山を集中砲撃したと話した。

また、同情報筋は砲撃でフーシー派民兵17人が死亡し、うち7人はアウド戦線で死亡、またその他に15人が負傷したと言及した。

さらに、フーシー派の現場司令官2人が、ダーリウ県のマリース戦線のイエメン軍の拠点のひとつに侵入を試みて捕虜になったと続けた。

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( 翻訳者:松浦葵 )
( 記事ID:46706 )