観光業、目標は二けた成長
2019年05月04日付 Hurriyet 紙


トルコホテル業者連盟(TÜROFED)のオスマン・アユク会長は今年の観光分野では二桁成長を期待していると述べ、「2019年のトルコの目標は5,000万人であるが、われわれの目標は5,000万人を超えることだ」と話した。

オスマン・アユクTÜROFED会長は、2018年度はトルコにとって非常に大きな成功をおさめたシーズンであったと話した。トルコは例年、観光分野において20%の増加率を実現しており、この割合の内30%を占めているのがアンタルヤであると話すアユク会長は、さらに以下のように続けた。「2019年もこのトレンドが継続することを期待しています。2019年が始まってから現在に至るまで、さらにはわれわれが『事前予約』と呼んでいる2018年の年末から始まった予約の流入状況から見ても、2019年はトルコにとって良い一年になると予測しています。現時点での数字も、われわれの予測通りです。2019年の6月から9月までの予約状況はとても良いです。多くの地域で宿泊施設が満室となっています。この期間では、外国人観光客だけでなく国内の観光客からの要望も多く、多くの宿泊施設で100%を超える満室状況となりました。」

■「早めの行動が最も良い結果につながる」

観光において早めに予約することの重要性を指摘したオスマン・アユク会長は、次のように話した。「われわれが毎年お伝えしていることは、早めの行動が最もよい結果につながる、ということです。これは国内市場だけでなく、国外市場においても当てはまります。特に今年は、これをとても身にしみて実感しています。率直に言うと、とてもいい形でこれを目の当たりにしています。つまり、来期の早い段階で行動することは、常にお客様にとっては有利となります。これはお客様にとって常に良い購入機会を生み出します。」

「アンタルヤは1,500万人以上の数字が予想される」

2019年も良い結果となることを期待していると強く述べたオスマン・アユク会長は、以下のように話した。

「2019年も二桁成長を期待しています。2019年のトルコの目標は5,000万人ですが、われわれの目標は5,000万人以上です。2023年の目標を修正し、7,000万人という目標を立てました。今年の数字は5,000万人を超える見込みです。したがって、2023年の目標に問題がないこともわれわれにとっては重要な指標の一つです。われわれにとって重要な玄関口であるイスタンブルとアンタルヤでの結果を待ちわびています。今のところ、アンタルヤはおそらく1,500万人以上の数字となる見込みです。同様にイスタンブルでも1,500万人程度の流入を期待しています。これら2つの玄関口でこの数字に到達すれば、その他の地域と合わせてトルコ全体で外国人観光客の訪問5,000万人という数字は容易に達成できるでしょう。」

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:46731 )