ロイター通信社は、2つの情報源に基づいた情報で、トルコの銀行は今週、トルコリラ（TL）の対ドル為替の下落を抑えるために約45億ドルを売却したとした。 ロイター通信はトルコの公的銀行は昨夜もドルを売り続けていた、と伝えた。

ロイター通信とブルームバーグ通信は、木曜日の夜間トルコ市場は終了していたが、公的銀行はアジア市場で取引を行い、それほど取引がなされなかった市場でTLを支えるためにおよそ10億ドルを売却したと、昨日報じた。

高等選挙委員会がイスタンブル広域市の市長選挙を再度行うと発表したのを受け、対トルコリラでドルが反発し、木曜日には6.25TLに上昇し最に近7ヶ月間で最高値となった。

トルコの銀行が木曜日の夜と金曜日の朝にドルを売却した後、米ドル / TL為替レートは5.99トルコリラに落ち着いた。

情報筋はロイターに、ドルを売却する銀行の中には最大の公的銀行であるズィラート銀行も含まれていると語った。

ブルームバーグ通信社は「トルコは眠っている間、トルコの銀行がアジアでドルを売りTLを得た。行われた取引が、市場への影響を最大化するためにアジア市場が使われた」と伝えた。

今日のロイター通信の報道によれば、今週トルコの銀行が約45億ドルを売却したと発表した。

ドル/ TLの為替レートは本日（5/11）は5.98TLで終了している。

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（ 翻訳者:尾形知恵 ）
（ 記事ID:46768 )